8月16日に3回目の受診にてレントゲン撮影をして頂きました。
左が今日のものですが、大分綺麗にくっ付いてくれました!!
(骨折部は完璧に!骨端線も少し閉じて来ました!!)
軽いキャッチボールなら開始しても良いという事でしたが、急ぐ試合もないので
ロッテの影石トレーナーに教わった
「指にかける感覚が一番大事!!」
を実践してもらいます!
と言っても、下からしっかり指に掛けてドロップボールを投げるだけです!!
(検証段階ですが深指屈筋が単独で利かなくなる子に下投げ、手首を回内させずにドロップボールを10球投げさせると復活してくるようです!!後この方が患部への刺激が少なくなるはず!?です!!)
後はバッティングに専念してもらいます!!
来週もう一度CT検査で良ければ!!全力投球大丈夫と思います!!
]]>野球の障害予防に取り組んでいますが、息子が利き腕の肘内側部剥離骨折をしました。
誤解の無いように声を大にして最初に書きますが、怪我したのは一塁ランナーとして出塁時、
牽制にて帰塁した時にグローブで強く叩かれて怪我したものです!
私は常々、投球後必要があればアイシング後速やかに、肘への圧迫を30秒ほど
施行するように指導しています。
(軽いむくみや肘の痛みや異常があればこの時に確認できますし、良いことがあると思い指導しています。)
今回息子で人体実験のようになりましたが、剥離骨折をしている腕に圧迫を加えてみました!!
注意:大事な息子です!!痛くないように!方向を間違わないように!!
細心の注意を払って行いました事を付け加えます!!
1日目
レントゲン写真、CT画像を確認して方向を合わせて痛くない程度に軽く圧迫。1回ほど。
就寝時はシーネでしっかり固定。起きている時は、市販の肩サポーターに細工して肘内側部を圧迫できるようにした物を装着させました。
(これはまだ試作段階のサポーターですので紹介はまだできません )
3日目
痛み、むくみ共に消失。圧を強めに(痛くないように真っ直ぐ!!)加えました。
大会があり一日中動き回っていましたので、シーネ固定と併せて私の考案のシャツとサポーターをしてもらいました。
このシャツとサポーターでアイシングに代わる「肩の安静姿勢を保ち速やかに回復を促す方法!!」を提案するのが私の野球障害予防に対する答えと到達点です。
七日目
左が今日のレントゲン画像です。
素人目には観て判りづらいのですが・・・先生とても驚かれていました!
先生「君2年生だよね!!14歳・・・もうくっ付き始めてるね!!驚いたね!早いね!!
肘痛くない!?ここは!?」
息子「はい!まったく!!」
先生「いつごろから痛くないの!?」
息子「三日目ぐらいにはもう痛くなかったです。」
先生「この感じならもう下半身のトレーニング初めて良いよ!!」
との事。
本当に良かった~。
注意:投球開始は先生の指示に従います!!
圧迫の方向を間違えるともっと酷くなる危険性があります!!重傷者には薦められません!
強さに注意が必要です!
プロならともかく、子供は回復が早くても適正な日数はノースローが
望ましいと思います!!
その間やれる事は沢山ありますので、あせらないようにしましょう!!
投球後の速やかな圧迫を推奨したいな~と思っています。
とりあえずですが、良い結果が出て一安心でした。息子にしか出来ない事です
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昨日、中2の息子が試合中に右肘内側の剥離骨折を起しました・・・と言いましても
ピッチャーとしてではなく(ほんと良かった~投げている時じゃなくて(笑))
ランナーとして出塁し、一塁けん制時右腕から帰塁した際、伸びた肘をおもいっきり
叩かれたらしく・・・
来週からの若葉杯は無理ですね ・・・
チームは中学の部活動ですが選手層が厚いので何とか頑張ってほしい所です!!
私が薦める障害予防の方法を実践してくれている息子の状態が気になり、
近所の「東京総合病院」に連れて行きました。といいますか、小学3年生から
ピッチャーで投球制限も程ほどに、頑張って投げ抜いてきた息子。
私の人体実験に!?嫌々ながらも!でもほぼ積極的に付き合ってくれる息子の
状態がどの位になっているのか!?あのストレッチは効いているのか!?
方向性は間違ってないか!?心配なのか!?興味本位なのか!?分からなく
なって来ましたがこの機会に確認できそうなので行って来ました。
レントゲン、CT検査、超音波画像診断と丁寧に診てくださいました!!感謝感謝です!
右肘内側骨端線の所から少し内側にかけて剥離していました。
少し肥厚はしていたものの、OCDやその他所見は診られず、関節可動域までチェックしてくださり「とても手入れされてますね!!」「元々もあまり骨端線の離開も無いみたいですね!」と仰って頂きました。
息子は無意識にでも「寝ながらストレッチ!!」やってます!それが効いてれば嬉しいです。
息子の肘は俺が治す!!なんてね(笑)
https://www.youtube.com/channel/UC2Kh45kox8heQSvNvjPo8aA
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冗談はさておき、勉強熱心な方で方々に出向かれ私のブログの投稿記事も拝見して頂いているという事ですので 頑張って各論的な話をさせて頂き、評価を頂けたので気を良くして書いてみます。
何が起こったのか!?
子供達や、しっかり体の手入れをされているのに投球時痛があり、検査で関節可動域が良好でどこが悪いのか!?その判別がつかない経験はありませんか!?未だに私も四苦八苦しているのですがこの方もそんな感じで、自分でも解らないとの事でした!
加速期に痛みが出る・・・可能性はいたる所にあるのかもしれませんが今回は私のニュートラル論を絡めて解説します。
認識してください!!
私の紹介する代表的な「寝ながらストレッチ!!」で改善する、肩甲骨後方のタイトネスは普通に寝て休んでも、ひと月投げないで居ても元には戻りません。
投球する事に特化して進化した結果だからです。
*からだは使い方で進化発達して行くことを知ってください!!
最近絶滅した動物を紹介する図鑑が出ているようですが、その進化が皆の身体にも起こっていることまで創造を巡らせて下さい!!
(序章はここまでです。)
次回はこの「パッチン蛙!」のお話です。
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先週、コシコン代表の西山陽一郎氏とお話させて頂きました。
高速度カメラを駆使し野球を科学的に指導されている方で、挨拶しかした事が無かったのですが勇気を出し アポを取り 「私のシャツを使って急速を上げられないか!!」という新たな試みというか企みで相談を聞いて頂きました。
前置き
話の中で剥離骨折はどうして起こるのか!?ご存知ですか?そんな話し、始めて聞きます!?
初めてです!という事でしたので紹介します。恥ずかしいのですが・・・
治療する中で「なぜ!?この怪我をした!?」それが解ると繰り返す事が無くなるだけでなく、正確な解決法を見出すことが出来ます!!とても重要なことなのですが・・・なかなか難しい所です。私の個人的な見解ですので違うかもしれないという事をご了承ください。
本編
(今回の話は学童野球少年&父母の皆さんに話した内容です。)
問題1 筋肉はどこに付く?
答えはBです。 関節をまたいで付着しますが、こんなイメージです。
ヘアコンタクトグラン。ホームページより
何百本の筋繊維が骨に食い込むようにしてガッチリ付いています。
収縮することで関節の曲げ伸ばしを行います。
真っ直ぐに引けば強いのですが、吸盤やシールもひねって、捻じれた力で引くことで・・・端から徐々に剥がしていくように力を加え続ける事で剥離が起こります!!
何度も被ねって繰り返すと中心に骨棘も出来そうじゃないですか!?
三角筋の収縮(羽状筋の形状特性)
左腕を横から観た図です。
三角筋を裏側から見ると羽状筋だそうです。
腱に対して斜めに左右から引っ張り挙げるようになっています。
肩が前方に変位すると「捻じれた力が腱の付着部に掛かります!」
それも持ち上げる力が弱いので出力を上げてより引っ張ります!
野球をすると身体は捻れます。投球動作自体が捻る動きなので当然なのですが、知って欲しいのは
この状態は寝ても元には戻りません!!狙ってニュートラルに戻す方向にストレッチを掛けていかないと戻らないのです!!
この状態のまま休息、就寝しても肩後方の筋は十分に回復する事が出来ないのです!!
この状態が常態化した時、ケガに繋がると考えます。
こんな感じで各論と言えるのか!?ご指摘がありましたらよろしくお願いします。
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