野球肩・肘痛の治し方。アプローチ編

理論編の次はバランスを取り戻すアプローチ編です。

 

これを書くのに少し躊躇してしまう所があります。本当は直接指導を受けてほしいのですが・・・

最初に書いておきますが、痛みがある時は専門機関への受診をお奨めいたします。

子供の軟部組織の骨や靭帯は、少し切れてもヒビが入っても痛みを訴えない事があります。

貼る方法は簡単ですがアイシングやテーピングは助けにはなります・・・がしかし、ごまかしになる事も在ります。

そのことは常に念頭において、指導者であれば無理させないようにしてください。

 

アメブロに投稿した続きになりますが、投球する事で何が起こるか!?

最重要ポイント棘下筋

投球する事で何かが起こり、けがや障害に至ります。

上の図は投球する事で筋疲労が起こり、筋バランスを崩し、徐々に右に行くと気質的な障害となります。

私見では在りますが、その一番最初に起こるのが棘下筋の筋疲労によるバランスの崩れだと思います。

最重要。

この筋へのアプローチは、伸縮テープ(キネシオテープ)で行います。

① 手を腰に当てて、肩内旋の位置に無理しない範囲でキープさせます。

② 小学生くらいなら市販の2.5センチ幅のテープを半分(1.25cm)にして

大体10センチぐらいの長さを切り出します。

③ 軽く引き伸ばすようにして肩から、矢印の方向に添付していきます。

細かく書くと皮膚の張りが緩んでいるところ!?我々は「ゆるみ過ぎ」と言っていますが、そこに貼っていきます。

あまり難しく考えないでください!!不必要な所に貼ると、痒くなってきますからその時にどれが痒いか聞いて、見極めて剝がしてください。間違って貼っても、おかしくなる事はないと思いますので。

貼り終わったら、お子さんにシャドーピッチングをさせてみてください。

巧く貼れてると、貼っている事を感じなく腕を振れると思います。

注意:考え方として肩のスタミナは携帯などの充電池と似ています。

   捻じれた筋バランスだと満充電までいきません。練習後、試合前日に貼ってあげることをお勧めします。

     そして、試合当日は剝がしてください。

 

感覚の良い子はそこでいろいろな感想を云ってくれると思います。

がんばって貼ってあげましょう。そしたら今度の試合を応援するのがもっと楽しくなるはずです。

だだし、過度のプレッシャーになる応援は控えましょうね(笑)

 

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