肩肘の治し方!!理論編
困っている人のためにいきなり結論から先に説明してしまいましたが、ここから理論を書いていきます。
肩は消耗品と誤解される要因となった、肩関節の特異性。サルには出来ない投球という特殊な使い方を理解していくことから始まります。
「不安定な肩」⇒肋骨の上に乗っかり、四方から筋肉によって吊り上げられている。
写真は頭上から観た肩甲骨と鎖骨です。
肩甲骨は鎖骨とつながり、肋骨の上に乗っかっている構造になっています。その肩甲骨に腕がくっつき肩関節となります。
ここに四方八方から筋肉が支えるようにして付着してきます。
投球動作で腕を大きく振れるのは、肩甲骨が大きく可動するからです。
肩甲骨は左より明らかに大きく動いています。
*後方の硬さを肩甲骨が異常可動で補っています。制動が効かなくなると考えます!!
しかし上腕の内旋は、肘の位置を見てもらうと判る様に左右同じぐらいに観えます!!
これが棘下筋、上腕三頭筋のこわばりによる可動域の減少です。
この状態で練習を繰り返すことが、痛みや障害に繋がっていくと考えます。
速い強い球を投げるのもこの状態な処が、匙加減のところです・・・